(1) | ISPサービスメニューの企画・開発ならびにマーケティング活動の強化
専門エンジニアによるサポート体制を有するDTIのシステムインテグレーションノウハウとTTNetが長年培ってきたネットワークソリューションにおけるノウハウを結集し、新サービスを共同開発・提供するとともに、効率的なマーケティング活動を実施し、顧客基盤の強化に努めます。
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(2) | カスタマーサポートサービスの協業
お客さまの疑問・要望に素早くかつ的確にお応えできる体制をより強化するため、既にこの分野で長いサービス実績があり、お客さまからの満足度評価も極めて高いDTIのノウハウを基盤に、DTI、TTNet両社のサポートコストの効率化とサポート品質の更なる向上を図るため、コールセンター業務の協業を行ってまいります。
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(3) | ブロードバンドコンテンツ配信サービスの共同企画・運営
ブロードバンドコンテンツ配信サービスを相互利用、共同企画することで、コンテンツ調達コスト・設備投資の低減を図ります。また、ネットワークの相互乗り入れによって、より多くのお客さまにコンテンツの提供が可能になります。
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(4) | IPv6等の新技術に関する共同研究・開発及び運営
今後のISP事業展開に不可欠な要素であるIPv6等の新技術の分野において、DTIの強みであるIPネットワーク・サーバ運用技術ならびにカスタマーサポートノウハウ、TTNetの強みである光ファイバネットワーク基盤技術を活かし、さらに三菱電機の強みである暗号やDRM※6といったセキュリティの技術的サポートを受けることで、ユビキタス・ネットワーク時代を睨んだ高品質・高信頼な新サービスの共同研究・開発に取り組んでまいります。
※6 |
DRM(Digital Rights Management):ディジタルコンテンツを暗号化し、認証された利用者のみを視聴可能とする、ディジタルコンテンツの著作権を保護するための技術 |
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(5) | 顧客管理・課金システムの共同開発・運営
今後DTI、TTNetで検討していく多様な新サービスのバックオフィスとなる顧客管理・課金システムの共同開発・運営により、新メニューやキャンペーン等の早期投入を実現するとともに、人的・物的コストの効率化を進めてまいります。
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(6) | ネットワークサーバー等インフラ設備の相互利用
現在DTI、TTNetが別々に保有し、構築・運営しているバックボーン・トランジット回線等のネットワークや
オペレーションセンター、データセンター、各種サーバー等の設備について、将来的な統合・相互利用の可能性を検討し、インフラコストの低減を図るとともに、両社経営基盤の一層の強化を図ってまいります。
以 上 |
<各社概要>