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2003年5月15日

平成15年3月期業績等の概況



株式会社パワードコムグループの株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(本社:東京都港区赤坂6-6-20テルウェル赤坂、取締役社長 肥田木誠、略称:DTI)は、平成15年3月期業績等の概況の発表を行いました。


【連結決算概況(要旨)】
●売上高、営業費用、営業利益(損失)について
インターネット接続事業の個人向けサービスではダイアルアップ新規加入者の伸び悩みや、CATV等他社への乗り換え増加傾向等により減収となりましたが、法人向けサービスでは、VPN、レンタルサーバ等の新サービスが堅調に推移したことによりほぼ前年同期並みとなりました。その他に分類されるインターネット電話及びバナー広告等も好調に推移し増収となりました。一方、インターネット接続事業以外では、株式会社パワードコムのインターネット事業部門サポート受託など設備投資の殆どかからない派遣型サポートの展開により前年同期並みとなりました。これらにより、売上高は5,186百万円と前年同期比781百万円の減少となりました。
売上原価は4,597百万円と前年同期比680百万円の大幅な減少となりました。これは上期よりダイアルアップ通信費用を固定費化から変動費化へと順次変換し、また、ブロードバンドに対応すべく全国ギガビット・イーサネット網に転換、展開する中で、通信単価の削減を進めた結果です。
販売費及び一般管理費ですが、広告・販促戦略について費用対効果の高い手法やターゲットへ重点投資することで、効果を下げずに総額の見直しを行ったことにより、1,110百万円と前年同期比284百万円の減少となりました。
この結果、営業損失は522百万円と前年同期比183百万円改善されました。


●経常利益(損失)、特別利益(損失)、当期利益(損失)について
売上高は減少したものの、売上原価及び一般経費等の削減により、経常損失は563百万円と前年同期比196百万円の改善となりました。
当社は翌期(平成16年3月期)を大幅な業績改善のターニングポイントと位置付けております。このため、翌期の業績悪化につながる不確定要素を極力減少させるべく当期にて積極的に固定資産の除却等を行った結果、特別損失として423百万円を計上しました。
その主なものは、固定資産の除却としてダイアルアップ通信方式の変換による建物、機器、撤去費用等、及びソフトウェア等の除却であります。
この結果、経常損失では前年同期より約2億円改善したものの、上記特別損失の計上に伴い、当期純損失は前年同期並みの991百万円となりました。


●次期の見通し
平成16年3月期に向けて、親会社である株式会社パワードコムと連携し、個人会員の拡大、法人事業の売上拡大と守りから攻めへ転換し増収増益、経常利益段階での損失半減を目標としております。
このため、平成16年3月期連結決算の通期業績見通しは、売上高6,150百万円、経常損失243百万円(前年同期比320百万円改善)、当期損失367百万円(前年同期比624百万円改善)となる見通しです。
※詳細は別添「平成15年3月期 連結決算短信」のP.11ご参照


  売上高 経常利益 当期純利益
通期(連結) 6,150 百万円 △243 百万円 △367 百万円
(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における仮定を前提としております。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。


●大株主の異動及び関係会社の状況
平成15年1月29日付けにて成立した当社株式に対する公開買付により、親会社が三菱電機株式会社から東京通信ネットワーク株式会社に変更となりました。東京通信ネットワーク株式会社は平成15年4月1日付けにて株式会社パワードコムと合併し新生『パワードコム』となったことに伴い、当社はパワードコムグループに属しております。

以上